(この記事は、私が過去 2008.1.5. に「湊戸ヒサシ」としてY!ブログにアップした記事です)
松本含め信州の交通マナーについては、実はとても厄介な部分があります。
それは、本来遵守すべきである道路交通法を違反・無視した行為が、一つの「ルール」としてほぼ定着していることです。
俗に「松本ルール」「松本走り」として呼ばれているこれらの道交法違反行為が、松本(信州)では一般的なルールとみなされていて、逆に道交法にのっとった正しい運転行為がルール違反みたいな扱いとなり、周りからは危ない運転とみなされてしまう、という妙な逆転現象が現実に起きています。
これは、その松本ルールが分かっている地元の方だけが公道を走っているならまあ良いかもしれませんが、実際その何割かは松本ルールが分かるはずもない県外車や初心者であったりするので、この差においても常に交通事故の温床となっています。
そしてそこで重要なのは、いわゆる
松本ルールや松本におけるマナーが悪いといわれる行為は、実はそのほとんどが明らかな道路交通法違反であるということです。
ありていに言えば、私たち松本人含め信州人は法律を犯して地域ぐるみで勝手な交通をしているのです。
そして常日頃から法律を犯して車を走らせているのに、ほとんど誰も気づいていないのです。
ゆえに、私はここ松本が全国でも10本の指に入る交通マナーの悪い地域だと思っているのです。
それについては地方団体や長野県警などの取り組みも批判されるべきでしょう。
特に一番指揮を執って改善に乗り出すべきであろう県警においては、このことを黙視しているように感じます。
実際の事故や違反については道交法にのっとって処分するにもかかわらず、です。
とにかくこの違反だらけの交通事情が、松本の現状であることを皆さんにはよくご理解いただきたいのです。
そして重要な問題として直視していただきたいのです。
私があえてタイトルを交通違反ではなく交通マナーにしたのは検索に多くヒットして欲しいからです。
とにかく多くの方に見てもらいたいし、気づいていただきたい。
誰かが気づいて変わらなければ、松本の交通事情は悪くなる一方なのです。
まずは改めて自分の運転が松本ルールに染まっていないか、確認していただきたい、と思うばかりです。