2017/09/25
解散はおかしいと思うなら投票へ行こう
いやはや、この時期に衆院解散総選挙とは、なんともかんともな話ですね。
まあ、各方面から批判や不満は出てるので細かくは言いませんが、簡易に言って「今なら与党が勝てるから解散する」という政権与党の都合が主な理由で解散しようとしています。
いかに内閣に解散権があろうとも、自己の都合、つまり私事で解散をしようとしています。
大義のない解散総選挙は前回に続いて二度目、です。
(前回は消費税増税を問うと言ってましたが、別にそんなものは政府の方針変換と国会審議と議決でできました。実際去年の消費税引き上げ再延期では解散してませんし。本来国民に問わなければならないことは、国の在り方そのものを変えてしまう「集団的自衛権」だったはずです。そういう重大な案件では解散せず、税の使い道云々では解散する…。結局取って付けた理由でしかないのです)
私事での解散は認められるのか?
どんなに内閣の専権事項だとしても私事での解散は許されない、と私は思ってますが皆さんはどう考えますか?
あと、安倍さんは消費増税の使い道を教育に振り替えることを問う選挙で、それは子育て世代と将来世代へ予算を厚く振り分けることだと言ってます。
でもそれは真に将来世代への負担軽減にはならないでしょう。
だって、本来借金返済に使う予定だったお金の一部を、違う方へ使うといってるんですから、1000兆円を超える借金は減らずに増えていくのは当たり前です。
つまり借金返済という将来世代の負担は、さらに大きく増えるのです。
それと、人口減少と少子高齢化対策に教育の拡充というのは、間違ってはいませんがずれてもいます。
人口減少対策には、AIやIoTという最先端技術をフルに活用して人手不足を補うしかありません。(移民を認めれば話は別ですが)
機械や計算機ででできる仕事はそちらにやってもらい、人間は機械や計算機ではできない発想力や想像力などを活かす仕事へとシフトしていかざるを得ないでしょう。
しかしながら、それは今働いている多くの人々が仕事を奪われることでもあります。
特に工場などの製造作業などでは急速にAIや機械にとって代われて、多くの失業者が生まれると思います。
つまり、人口減少対策と経済成長のためにはAIやIoTをフルに活かすのと同時に、仕事を失った人々が新たな職に着きやすくするための職業訓練や失業保証、転職対策が最も重要です。
安倍さんは会見で教育拡充は触れましたが転職対策へは触れてなかったし、そのための財源をどうするかも言いませんでした。
安倍さんの言う人口減少対策は、片手落ちなんです。
また、結局のところ借金返済は先延ばしにします、といってますから海外資本がこれをどう判断するかも注視すべきでしょう。
さてこの解散総選挙、国民の6割以上が今解散すべきではない、と考えているようです。
つまり、多くの国民はこの解散はおかしい、バカらしい、と考えているということです。
こういうとき、多くの国民が投票に行かないので、投票率が下がる傾向があります。
しかし、それこそ与党の思惑でもあります。
投票率が低下するということは、政治にあまり関心のないいわゆる無党派層が投票にいかないということになり、それはもともと支持者が多い自民党に有利に働くからです。
「こんな時期に解散なんかするなよ」「新内閣はろくな仕事してないじゃないか」と政治に文句を言いたい方は、投票に行くことが最大の文句と批判となる、ということを覚えておいてください。
投票に行かなければ、結果的に自分勝手に解散した与党を応援・支持することとなってしまいます。
解散に文句・不満がある方は、投票に行くべきなのです。
それから若い世代の方は、消費増税分を借金返済に使わないということは、あなたたち若い世代の将来負担が増える、ということだと肝に命じておいてください。
教育への予算を手厚く…、という甘い言葉に惑わされないよう、気を付けて欲しいと思います。
(若者と教育への補助を厚くしつつ借金返済をどうするのか?とは、結局予算をどのように振り分けるべきか?ということです。増税をして財源確保するか、別の予算を減らして充てるかしか選択肢はありません。その辺りをしっかり見極めてほしいと思います)
とにかく、衆院は解散総選挙になります。
日本の行く末を決める大事な大事な選挙です。
良くも悪くも、国の流れを決めるのは選挙しかありません。
今の自公政権を後押しするのも、その流れを変えるのも、選挙次第です。
ですから、多くの方にぜひ投票に行って欲しいです。
前にも言ったと思いますが、投票率が上がれば上がるほど、日本が良い方へ向かって行くと、私は信じています。
熟慮と熟考の上、ぜひ日本のため、将来ために選挙に行って欲しいと、強く強く願っています。
雑文で、いつもすみません。
m(_ _)m
まあ、各方面から批判や不満は出てるので細かくは言いませんが、簡易に言って「今なら与党が勝てるから解散する」という政権与党の都合が主な理由で解散しようとしています。
いかに内閣に解散権があろうとも、自己の都合、つまり私事で解散をしようとしています。
大義のない解散総選挙は前回に続いて二度目、です。
(前回は消費税増税を問うと言ってましたが、別にそんなものは政府の方針変換と国会審議と議決でできました。実際去年の消費税引き上げ再延期では解散してませんし。本来国民に問わなければならないことは、国の在り方そのものを変えてしまう「集団的自衛権」だったはずです。そういう重大な案件では解散せず、税の使い道云々では解散する…。結局取って付けた理由でしかないのです)
私事での解散は認められるのか?
どんなに内閣の専権事項だとしても私事での解散は許されない、と私は思ってますが皆さんはどう考えますか?
あと、安倍さんは消費増税の使い道を教育に振り替えることを問う選挙で、それは子育て世代と将来世代へ予算を厚く振り分けることだと言ってます。
でもそれは真に将来世代への負担軽減にはならないでしょう。
だって、本来借金返済に使う予定だったお金の一部を、違う方へ使うといってるんですから、1000兆円を超える借金は減らずに増えていくのは当たり前です。
つまり借金返済という将来世代の負担は、さらに大きく増えるのです。
それと、人口減少と少子高齢化対策に教育の拡充というのは、間違ってはいませんがずれてもいます。
人口減少対策には、AIやIoTという最先端技術をフルに活用して人手不足を補うしかありません。(移民を認めれば話は別ですが)
機械や計算機ででできる仕事はそちらにやってもらい、人間は機械や計算機ではできない発想力や想像力などを活かす仕事へとシフトしていかざるを得ないでしょう。
しかしながら、それは今働いている多くの人々が仕事を奪われることでもあります。
特に工場などの製造作業などでは急速にAIや機械にとって代われて、多くの失業者が生まれると思います。
つまり、人口減少対策と経済成長のためにはAIやIoTをフルに活かすのと同時に、仕事を失った人々が新たな職に着きやすくするための職業訓練や失業保証、転職対策が最も重要です。
安倍さんは会見で教育拡充は触れましたが転職対策へは触れてなかったし、そのための財源をどうするかも言いませんでした。
安倍さんの言う人口減少対策は、片手落ちなんです。
また、結局のところ借金返済は先延ばしにします、といってますから海外資本がこれをどう判断するかも注視すべきでしょう。
さてこの解散総選挙、国民の6割以上が今解散すべきではない、と考えているようです。
つまり、多くの国民はこの解散はおかしい、バカらしい、と考えているということです。
こういうとき、多くの国民が投票に行かないので、投票率が下がる傾向があります。
しかし、それこそ与党の思惑でもあります。
投票率が低下するということは、政治にあまり関心のないいわゆる無党派層が投票にいかないということになり、それはもともと支持者が多い自民党に有利に働くからです。
「こんな時期に解散なんかするなよ」「新内閣はろくな仕事してないじゃないか」と政治に文句を言いたい方は、投票に行くことが最大の文句と批判となる、ということを覚えておいてください。
投票に行かなければ、結果的に自分勝手に解散した与党を応援・支持することとなってしまいます。
解散に文句・不満がある方は、投票に行くべきなのです。
それから若い世代の方は、消費増税分を借金返済に使わないということは、あなたたち若い世代の将来負担が増える、ということだと肝に命じておいてください。
教育への予算を手厚く…、という甘い言葉に惑わされないよう、気を付けて欲しいと思います。
(若者と教育への補助を厚くしつつ借金返済をどうするのか?とは、結局予算をどのように振り分けるべきか?ということです。増税をして財源確保するか、別の予算を減らして充てるかしか選択肢はありません。その辺りをしっかり見極めてほしいと思います)
とにかく、衆院は解散総選挙になります。
日本の行く末を決める大事な大事な選挙です。
良くも悪くも、国の流れを決めるのは選挙しかありません。
今の自公政権を後押しするのも、その流れを変えるのも、選挙次第です。
ですから、多くの方にぜひ投票に行って欲しいです。
前にも言ったと思いますが、投票率が上がれば上がるほど、日本が良い方へ向かって行くと、私は信じています。
熟慮と熟考の上、ぜひ日本のため、将来ために選挙に行って欲しいと、強く強く願っています。
雑文で、いつもすみません。
m(_ _)m
この記事へのコメント
いやはや、こんな展開になろうとは、、。
二転三転の結果、民進党が解体、希望の党に一本化かと思いきや、結局リベラル系が分裂して中途半端な形に。
注目度も半端になって、自民の対抗馬にはなれない感じが見えてきました。
そもそも小池氏は何がしたいのかよく分からない…。
都政も中途半端にしか見えないし、果たして手腕があるのかさえ不明です。(看板立てるのはうまいけど中身がない感じ…)
結局野党は一本化できず乱立状態になって与党に利する形になりそう…。
世論調査では与党の議席が減って一強状態を解消した方が良いという意見のが多いです。
それを実現するには小選挙区で野党が勝たないといけないんですが…、現状ではかなり厳しそうです。
それでも、私はとりあえず自公以外に入れようと思ってます。
この与党が強すぎる状態が、加計・森友問題の主因だからです。
与党の驕りを正すように投票したいと思います…。
Posted by 松宮 湊人 at 2017年10月04日 19:17
うーん…、それにしても台風は予想外でしたね。台風によって投票率が下がり与党に利する形になりました。これは天が与党に味方をしたということでしょうか…。まあ予想してたよりも与党は伸びましたが、結果は想定内ですかね。
憲法改正は現実味を帯びてはきましたが、大事なことを一つ。憲法改正を最終的に決めるのは私たち国民です。改正には国民投票が必要だからです。世論を見ると改正、特に9条に関しては反対の方が多いです。つまり今のままでは改正は厳しい状況と言えます。この後の議論と内容によって、改正賛成を増やせるかは、正直難しいんじゃないかと思ってます。
私は集団的自衛権に関しては憲法違反だと思うので、いまの安保法制があるままでは9条の改正に反対です。9条を改正するなら、安保法制を先に廃止するか改正しなければ、賛成できません。ここは譲れません。
皆さんも、近づいてきた憲法改正について、少し考えを巡らせておいた方が良いと思います。そして、これからの安倍政権が何をしていくのか、説明すべきことをきちんと説明していくのか、きちんと政治を見ていかなくてはなりません。これは私たち国民の大事な責任です。
Posted by 松宮 湊人 at 2017年10月23日 21:23
あそうそう、もう一点言いたいことがありました。
今回の与党圧勝によって、消費税増税分は借金返済ではなく、教育関連など違う方へ使われることが決まりました。これで、最悪私は日本の財政破綻の可能性が見えてきたんじゃないか?と予測します。与党圧勝で一時的には経済は安定し良くなったような気がするでしょう。しかしながら、日本は「公的借金を返す気がない」と世界中に表明したようなものですから、長期金利は近いうちにジワリと上昇してくるはずです。そうなったら、借金返済分の予算が増えてばらまけるお金が減って、財政で支えてきた部分も多い今の日本経済は確実に減速するでしょう。あと数年もしたら、世界経済の足を引っ張るのは日本となる可能性が高いと予想します。
私は日銀が待ち望んでるインフレもそろそろ起きるんじゃないかとも思ってますので、皆さん覚悟しておいたほうが良いと思います。この選挙結果が日本経済の未来を決定づけることになる…のかもしれません。
Posted by 松宮 湊人 at 2017年10月23日 22:35