イスラームの話8、イスラーム法と生活規範1(全般、食物、刑罰等)

(2017.6.11. 加筆・修正、 2018.4.22.一部校正)

今回はイスラームにおいての重要な存在、イスラーム法(イスラム法、シャリーア)とその日常生活上の規範について見ていきます。
今回も多数派で主流派であるスンナ派(スンニ派)のイスラーム法について主にみていきます。(スンナ派もシーア派もイスラーム法の基本的なところは違いはありません)
個人的に、イスラームで最も特徴的で重要な部分はイスラーム法だと思っているし、イスラーム法を知ることがイスラーム理解への一番大切なことだと思うので、長い記事ですが読んでいただくと良いと思います。



以前の記事でも触れましたがイスラーム法はアラビア語でシャリーアといい、原意は「水場に至る道」です。
砂漠で生き残るための水場への道になぞらえて、イスラーム法は天国へと続く道、神から与えられた導きの道とされる法体系のことです。
イスラーム法は神が人間に与えた神の命令であり、神から与えられた法律とされます。
イスラーム法は人間を天国へと導くための法体系とされ、その立法者は神ということなります。
神が立法者であるため、善悪は神が決めたことであり、それは神の啓示によって決められ、神の啓示は基本的に啓典クルアーン(コーラン)によります。
これは西洋的近代法にも日本の古くからの法体系にもない、イスラーム法独特の特徴といえます。
西洋的近代法においては人間の社会的理性に従って善悪が判断され、立法機関などによって法律を制定します。
古代の中華や日本の場合は神(現人神)である皇帝・天皇が法を決めることになりますが、臣下との合議で決めるものがほとんどで、すべて神(中華・日本において神とは祖先神のことが多い)が決める訳ではありません。
一方イスラーム法では、法律は唯一絶対の神がすべて決めたことになります。
そもそも法律の存在のしかたが、イスラーム法と西洋法などではまったく違います。
イスラーム社会においては、神から与えられたシャリーアが社会の秩序と安定を守るための明文化されていない法律(不文法)として存在し、シャリーアそのものは日本においてのさまざまな法律、民法・刑法・商法などと同等のものということになります。
イスラーム法は単なる宗教的戒律という面だけでなく、イスラーム世界全体に通用するれっきとした法律、イスラームにおける国際法なんだ、ということを理解しなければならないと私は思っています。
そしてイスラーム世界では、そのイスラーム法が及ぶ範囲をイスラーム共同体(ウンマ)として認識する考え方が本来の考え方であり、植民地時代から線引きされた西洋的な近代国家という枠組みは、イスラームには合わないと考えているムスリムも多いのです。
彼らにとってはイスラーム国家間を行き来する際の、国境やパスポート、入国審査などは大変煩わしいものだと考えています。


一般の法律とは異なり、イスラーム法は個人の日常生活まで細かい規定があり、儀礼的規範(イバーダート)と法的規範(ムアーマラート)があります。
儀礼的規範は、前にも触れた五行といわれるムスリムが行うべき信仰行為・宗教的儀礼のことで、信仰告白、礼拝、喜捨、斎戒(断食)、巡礼の五つのことです。
そして法的規範は、ムスリムの日常生活や冠婚葬祭などが規定されていて、日常的・世俗的な一般生活に及ぶ規範・ルールがあります。
またイスラーム法では、ムスリムが守るべき規範・行為が五段階で示されていて、「五範疇(ごはんちゅう)」と呼ばれ、具体的に段階的分類をしています。
五範疇の詳細は以下のようになります

1.義務行為(ファルド・ワージブ)…礼拝、断食、夫婦の扶養と服従など、必ずしなくてはならない行為
2.推奨行為(マンドゥーブまたはムスタハッブ)…自発的喜捨、奴隷解放、結婚など、したほうが良いとされる行為
3.許容行為(ムバーフまたはハラール)…売買、飲食など、してもしなくても良いとされる日常生活の大部分の行為
4.忌避行為(マクルーフ)…離婚、避妊、中絶など、できれば避けたほうが良い行為
5.禁止行為(ハラーム)…殺人、姦通、偶像崇拝、棄教、飲酒など、絶対にしてはいけない行為

普通の西洋的法律では、1.義務行為と5.禁止行為だけが実定法として規定され拘束されますが、イスラーム法では推奨、許容、忌避行為といった行為についても細かく規定されています。
これは、私たちから見れば行き過ぎた締め付けに感じますが、ムスリムにとってはこれにより日常に行うべき規範、やって良いことといけないことが明確に分かり、安心してイスラーム法に従った生活が送れるのです。
また現実的には、3.許容行為の緩やかな範疇に含まれる行為が圧倒的に多く、ムスリムは各自の判断によってそれなりに自由な生活を送っています。

また、どうしてここまで細かい規定があるかというと、イスラームでは人間はとても弱い存在とされ、イスラーム法に従わないと簡単に悪魔にそそのかされてすぐ過ちを犯すもの、と考えられているからです。
人間は弱い生き物、だから毎日の生活の中で何に基づいてどのように生活をしていけば良いのか、具体的に細かくどのように暮らしていけば悪魔の誘惑に打ち勝って楽園(天国)にたどり着けることができるのか、それを規定しているのがシャリーアなのです。


このような宗教の枠を超えた日常生活を細かく規定するイスラーム法が生まれたのは、預言者ムハンマドの活動に原因があります。
歴史でも触れましたが、ムハンマドはマッカでは単なる一人の宗教者として、信徒に対し最後の審判に備えて善い行いに励むよう説くだけでした。
しかしマディーナへ移住したあと、ムハンマドは預言者としてだけでなく、政治家・裁判官・軍事司令官として活躍しました。
小さな共同体でしたが総合的指導者として、生活上での悩みや分からないことがあると、信徒は誰でも皆ムハンマドに相談するようになり、ムハンマドは日々の生活から法律相談まで幅広い分野で細かく指導をしていきました。
この頃から神の啓示も生活面にかかわる啓示が増えていき、その結果イスラーム法は預言者の指導と預言者の生活慣習(スンナ)を手本とした、聖俗すべてを含む法律として成立していったのです。
またイスラームにおいては、欧州や中華などで発展した精神が肉体よりも重要だとする霊肉二元論のような考えは存在せず、精神も肉体も共にあわせて重要な存在であると考えられています。
そのために、法や規範を守るという外面的な行動そのものが宗教上でとても重要視されます。
たとえその行動に心がこもっていなくても、面倒だと思ったり嫌々やっていたとしても、法に従い外面的に行動として行えば身体・肉体がイスラーム法に従った、つまり神の教えに従ったので善い行いをした、ということになります。
平たく言えば、「形が大事」なのです。(正確には「心も形も大事」ですが汗)
だから内面的な気持ちはどうであれ、とにかく外面的な日々の生活行動の細かい部分で神の教え、つまりイスラーム法にそった生活をしなければならない、と考えるのです。
こうして宗教的な儀礼だけでなく、社会的・日常的な生活に深く踏み込んだ規範が成立していったのです。



次は、イスラーム法で有名な禁忌、食物規定について。
イスラームで禁止されている主な食物は、豚肉とお酒です。
どちらも啓典クルアーンに書かれていて、アルコールについては迷詆作用があるからという理由で禁止されていますが、豚肉に関しては具体的な理由はなく、ただ「食べてはいけない」とクルアーンに書いてあるから禁止とされています。(クルアーン2章173節、5章90節など)
なぜ豚肉がタブーなのか諸説ありますが、ムスリムの間では豚は不潔なので禁止なのだといわれています。
過去にアラブで豚が原因の流行病があったため、とも言われています。
またユダヤ教でも豚肉は禁忌なので、その影響もあると考えられます。
豚はその飼育や売買も禁止されます。
豚肉そのものを食べることの禁忌を初め、豚骨や出汁などの豚肉エキスを含む食物(ラーメンとか鍋など)も禁止されます。
またさらに厳しいところでは、豚の部位を含んだ飼料・エサで育てられた家畜・養殖魚なども食べてはいけないとされます。

同様にお酒についても、アルコールを含む飲食物は基本的に禁止です。
ただ、法学派によってどの飲料が禁止の飲物かが、若干違いがあります。
調理にアルコールを使ったものはアルコールを飛ばしてあっても禁止されます。
また、加工品に品質保持のための保存料としてアルコールが入っている場合も、その加工品は食すことはできません。(ケーキやカステラ、味噌など)
厳格な風潮のサウディアラビアやリビアなどでは、国内では豚肉とお酒の販売は一切禁止されていますが、他のイスラーム国家ではそれほど厳しくなく、非ムスリム向けとしてスーパーなどで販売されています。
異教徒は国から許可証をもらい、それがないと豚肉やお酒を買うことができないという国もあります。

ムスリムが食べても良いものを「ハラール」「ハラール食品」といい、豚肉以外の肉(羊、牛、鳥など)は食べても良いとされてはいますが、定められた方法で屠殺された肉「ハラール・ミート」でなくてはならないとされています。
「神の御名によって神は偉大なり」と唱えて頸動脈を切って屠殺し、血液を流し出して処理したものがハラールミートとなります。
魚介類については、基本的に禁忌はありません。(シーア派には鱗のない魚はダメなどの禁忌があります)
料理方法も、原料・調味料に豚とアルコールが入らなければ、特に規定はありません。
また、もしハラールミートが手に入らないときは、豚肉がきちんと排除してあれば、規定にしたがって処理された肉でなくても食べても良いとされます。
さらに飢餓などの極限状態にあるときは、豚肉や死肉でも食べることが許可されます。
イスラーム法では、本当に必要に迫られたときは、禁止物を許容に変えるということが認められているからです。
それでも、平穏時の日常であればなるべくハラール食品を食べたいと願っているムスリムは多くいます。
日本や欧米などの異文化圏に住むムスリムたちがハラール食品を求めるのは、シャリーアをなるべく遵守したいと考えているからです。

その一方で、西洋文明が入ってきて近代化が進んだところでは、食物規定を守らずに豚肉やお酒を飲食しているムスリムが一部に存在します。
堂々と守っていない人もいるし、こっそり飲み会を開いたりしている人もいます。
食物規定を守らなかった場合、本来はそれ相応の罰則がありますが、現代においては西洋式国家の刑罰の影響などにより、その罰則が行われる国と行われない国があります。(行われる国の方が少数です)
そして、イスラーム法を守るか守らないかは、最終的に各ムスリム個人の判断によります。
ただし教義の上においては、イスラーム法を守らなくて現世では問題ないとしても、死後の最後の審判にで火獄(地獄)行きになるのは避けられないだろう、、、となるわけです。
真面目で敬虔なムスリムにとって、食物規定はイスラーム法を遵守する上で重要なことの一つに変わりはないのです。


禁忌としてはもうひとつ、イスラームにおいては左手が不浄の手とされています。
便を足すときや不浄のものを触るときは、必ず左手を使います。
ゆえに、他人との間で左手でものを受け渡ししたり、握手をするとき左手を差し出したりしてはいけません。
現実的に清潔かどうかではなく、イスラームでのマナー・ルールとして左手は使わない、と覚えましょう。



次は、イスラームの二大祭について。
イスラームは宗派や地域などによって多様な祭典を持ちますが、多くのムスリム間で最も重要視される祭典が二つあります。
断食月(ラマダーン)明けの祭「イード・アル=フィトル」と、大巡礼(ハッジ)後に行う犠牲祭「イード・アル=アドハー」です。
それぞれの祭は三日間程度行われて、礼拝広場やモスクにおいて特別礼拝が行われます。
また、親族や隣人、友人などとお祭りの挨拶を交わす慣例があるので、多くの企業・官公庁・学校などは休みになります。
親類や友人が集まり易いので祭礼にあわせて結婚式が行われことが多く、祭礼時期は結婚シーズンでもあります。

断食月明けの祭は、ヒジュラ歴9月の断食月(ラマダーン月)が明けた10月(シャウワール月)の1日から行われます。
一か月にわたる斎戒(太陽の出ている間の飲食等の禁忌行)を経て、9月最終日に日が沈むとモスクやテレビ・ラジオから断食月が明けたという知らせとクルアーン朗誦が響き、禁忌行をやり遂げた歓声が町中に起こり、一斉に町に人が出てきます。
断食明けの祭では、使用人や管理人、バスの運転手など、日ごろお世話になっている人たちに心づけを渡す習慣があり、そこから会社・企業でも雇い主が社員にボーナスを渡すところも多くあります。

犠牲祭は、大巡礼(ハッジ)が終わる日のヒジュラ歴12月(ズール・アル=ヒッジャ月)の10日から行われます。
羊・牛・ラクダ・山羊などが犠牲として捧げられますが、ほとんどの地域では羊が好まれるようです。
ちなみに犠牲祭は、イブラーヒーム(アブラハム)が息子のイスマーイール(イシュマエル)を神の命に従って犠牲にしようとした時、神の命を頑なに守ろうとしたイブラーヒームの深い信仰心を見た神が、息子の身代わりに獣でも許したという故事(クルアーン37章102~107節)に由来する祭りです。



次に、イスラーム法による伝統的な刑罰について。
イスラームでは、クルアーンやハディースなどからイスラーム法に則った刑罰が、伝統的に存在してきました。
これは上で述べたとおり立法者は「神」であり、神が定めた刑罰ということになります。
イスラームの刑罰は3種類に分けられます。

第一は、クルアーンに直接定められているハッド刑(固定刑)で、姦通・姦通の中傷・飲酒・窃盗・追い剥ぎ罪に適用されます。
これはクルアーンに明記される、量刑を変えることができない5つの刑罰のことです。
姦通罪は、既婚者だと死亡するまでの石打ち刑(死刑)、未婚者はむち打ち刑100回。
姦通についての中傷罪は、むち打ち刑80回。
飲酒罪は、むち打ち刑80回または40回。
窃盗罪は、手足交互切断の刑。
追い剥ぎ(強盗)罪は、強盗殺人の時は死刑のち磔の刑、強盗の時は手足切断の刑が科せられます。

第二は、同害報復刑(キサース)で、殺人や傷害に適用されます。
いわゆる「目には目を歯には歯を」という仕返し刑のことです。
意図的な殺人には、相続人了解のもと死刑が科せられます。
意図的な障害にも同程度の障害刑を科します。
しかし、もし被害者側が報復刑を免除した場合は、血の代償法に則り、加害者は相応の賠償金を被害者に支払うことになります。

第三は、裁量刑(タァズィール)で、上記以外のすべての犯罪に適用されて、過去の判例などに基づいて裁判官が裁量する刑です。
罪の再犯を抑止するための矯正刑であり、裁判官の裁量に任された刑罰を科します。
文書偽造や詐欺・恐喝などの犯罪に対して、財産没収、投獄、むち打ちなどの刑を判決します。
また、断食中の飲食や礼拝をしないなどの故意による宗教的罪についても、裁量刑となります。

イスラームでは、他の兄弟宗教と同じように結婚している夫婦の性交のみが合法であり、結婚していない相手との不倫(合法的な婚姻以外での性的交渉)は一切許されていません。
ゆえに、ハッド刑で非常に厳しい罰が科されることになっています。
しかし、厳しい罰をなるべく避けるために、現実的には姦通罪が成立しづらいような配慮がなされていました。
例えば、姦通の証人として4人の男性が必要だったり、妊娠期間を6カ月から最長7年まで認めていたり、婚姻の有効性を細かく状況で分けて検討しその違法性をあいまいにしたりして、不倫ではなく合法な性交であると判断する、というような対応をなるべくとろうとしています。
それでも、イスラーム社会においての性道徳は非常に厳しいものがあり、特に若い女性が結婚前に純潔を失ったり、またはその疑いをかけられた場合、女性の家族が家の名誉を守るためにその女性を殺害してしまうことがあります。
これが「名誉殺人」といわれるもので、人権を尊重する西洋社会などから強く批判を受けたりしています。

また、本来のイスラーム法の刑罰は上記の通りですが、19世紀以降イスラーム圏で近代的な国家が成立してくると、大半の国では西洋的な刑法が適用されるようになってきました。
現在でも姦通・窃盗などでハッド刑を適用する国は、サウディアラビア、イラン、スーダンなどほんの数か国で、ほとんどのイスラーム国では適用されていません。
それらハッド刑を適用する国でも、実際には刑罰実行に際して、死ぬまでは石打ちしないとか、腕や足を切り落とさずに深めの傷をつける、などの調整がとられていることが多いそうです。

近年においては、イスラーム復興運動に合わせて、イスラーム法の伝統的刑罰の復活を求める運動がイスラーム各国で行われています。
それでもハッド刑については、厳しすぎるという意見と、クルアーンに明記されているので忠実に適用すべきという意見がありますが、後者の方が少数意見のようです。
(過激派組織ISでは、当初これらイスラーム法刑罰を忠実に執行しようとしていたわけです。しかし、情勢が不安定になると一部で大した罪ではないのに見せしめのためにハッド刑を使ったりイスラーム法にない銃殺刑や断首刑などの酷い刑罰が横行したりしています)



以上、長くなったのでまた一旦切ります。
次回はイスラーム法による生活規範、特に女性に関係するものを述べていこうかと思います。
m(_ _)m


(この記事は2015.6.2.投稿ですが、記事整理のため投稿日を変えてあります)


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松宮 湊人
40代、男、既婚、会社員。
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