駐停車の追い越しは自分の目で安全確認して(Y!ブログ)

(この記事は私が過去 2012.2.26. に「湊戸ヒサシ」としてY!ブログにアップした記事です)


今回の安全運転の話は、追い越しについてです。

追い越し、正確には車線変更を伴う追い越しは、常に危険をともなうものです。
特に片側一車線の道では、対向車線に出て追い越しをするのでさらに危険です。
とは言っても、危ないから追い越しなんて滅多にやらない、という方もいるでしょう。

でも追い越しとは、前を走っている遅い車を追い越すことだけではありません。
路肩に路上駐車している車などを対向車線へはみ出しつつ抜いていくのも、追い越しとなります。
こっちなら、皆さん日常的にしていると思いますので、今回は駐停車の追い越しの話です。

松本では狭い片側一車線の道が多いため、そういう道路での路上駐車は車線をふさぐようにしか駐車できないため、後ろから来る車は車線を越えて追い越しをせざるをえません。
対向車の動き・流れを見て、タイミング良く追い越しをするのですが…。
ここでも信州人・松本人の間違った地方ルールが見られます。


追い越しをする先頭の車は、危険が無いようタイミング見て追い越しをしてる(はずな)のですが、その後続の車がろくに前方の安全確認もせずに、ぞろぞろと何台もついてくるのです。
仮に対向車が来ていても、「ついて行っちゃえ」、「先に行ったもん勝ち」、のような感じで、交通の流れを無視して次々に突っ込んで来ます。
そのため、対向車の流れが乱れ、本来は譲らなくても良いのに対向車は減速・停車せざるをえません。
そのせいで渋滞の原因にもなり、総合的に地球環境にもよろしくない。
とにかく、無理矢理ぞろぞろ何台も続いて飛び出し来るので、非常に危険だし明らかに道交法違反です。


またぞろぞろ連なってくる車の多くが、ただ前の車について行ってるだけだと思われ、さらに問題です。
自分の車の安全を自分自身で十分確認もせず、ただ前の車についていくという行為は、他人任せであり、ハンドルを握るドライバーとして軽率で問題のある行動です。
自分の身は自分で守るというのは当然だし、まわりの車への配慮が足りない。
ハンドルを握った信州人・松本人の自己中心的なところが、目に見える場面です。
(でも車から降りると、皆さんおっとりとした優しい人ばっかりなんですよね。普段おっとりしてる分、ストレス溜まってるのかな汗。信州のなぞの一つです)



正しく安全な駐停車への追い越しは下の通りとなります。

路肩に駐車している車を見つけたら、先頭の時は対向車の流れと停車してる車の動きを見つつ、かならずウインカーを出し減速や停車をまじえて、タイミングを見計らって追い越しします。

二台目以降の時は、まずは減速して前走車との車間を広くとります。
車間をとると、視野が広がり対向車や前走車の動きふくめ、交通全体の流れがわかりやすくなります。
また対向車などがいて、急な減速や停車が必要になっても、車間が十分ならば対応がしやすいという点もあります。

ちなみに視野については、常日頃から交通の流れの先の先まで見ることができるように、目を鍛えておきましょう。
できれば、3~5台先の車の動きや流れが見えるようになっておくと、スマートでスムーズな運転ができるようになります。

次に追い越しをするタイミングを見計らうのですが、先に追い越す車のせいでやはり対向車が見づらいときがあります。
安全確認のコツとしては、先に述べたとおり、まずはウインカーを必ず出して減速をすること、そして車間を十分とることです。
そして前走車のウインドウ(リア~フロント)を通して、その先の対向車線を見ます。
またミニバンやトラックなどで見えないときは、前の車が追い越している最中(抜く車の横に並んでるとき)や、前の車が追い越し終わって元の車線に戻るときなど、見ようと思えば車と車の間から対向車を見ることは十分に可能です。
そうやって、自分の目で安全をしっかり確認して、それから追い越しをします。
安全確認は自分自身でしっかりすること、他人任せは絶対にいけません。

もし対向車がいたならば、必ず停車すること。
この場合の優先は、指定された車線を通常に走っている、対向車です。
対向車は優先的に譲らなくてはいけません。
対向車を減速させたり停止させる行動は、一番やってはいけないことだと、認識しましょう。


あと、追い越すときはウインカーを必ず出します。
周りに「追い越しします」という合図になるし、車線変更時には必ず出さなくてはならないと、法律で決まっています。
それと、駐車している車の動きにも注意してください。
急にドアが開いて人が降りてきたり、発進しだしたりすることがあるからです。

(気を付けることが、たくさんあります。そこがドライビングの奥が深いところです)



とにかくも、安全は自分自身で確認し、自分で確保することを忘れてはいけません。
事故など何かあっても、ついていった前の車が責任を取ってくれることは無いのです。
自分の身は自分で守る、ディフェンシブドライブを心がけていきましょう。


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プロフィール
松宮 湊人
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