2011/06/14
原発の停止、廃炉(電力について考えてみる6)
前回記事に洩れがあったので、追記しておきます。
原発の停止・廃炉についてです。
原発を半分にするのがとりあえずの目標ですが、止める原発はすでに耐用年数を過ぎたもの、またはそれに近いものから止めていき、順次廃炉にしていきます。
どうも古い原発の停止および廃炉は、急いだ方が良さそうです。
まだ確証が出ていないようですが(わざと発表してないのかも?)、古い基準で建てられていた福島第一原発においては、津波以前に地震による大きな揺れで、配管などが損傷した可能性が高いそうです。
その壊れた配管の中には、炉を冷やす冷却水を送る重要な配管も損傷していたらしく、ポンプで冷却水を送っても漏水で十分な冷却ができかった可能性があります。
絶対安全だと豪語していた耐震性能についても、実は問題があるらしい。
日本では震度6程度の地震なら、直下型であればいつでもどこでも起きる可能性があります。
つまり古い設計基準の原発は、正直のところ危険性が高いかもしれないのです。
新基準で建てられた新しい原発の耐震性も、大いに疑問があります。
また今回の事故において浮き彫りになった、原子炉建屋内や配管などの設計上の問題も再検証が必要です。
今一度、設計・建築・耐震の基準を一から検討し、まとめることが必要でしょう。
とにかく、耐用年数が過ぎたものやそれに近いものは、早く停止・廃炉にする必要があります。
電力不足をうけて、政府、マスコミなどが節電を強く訴えています。
もし実際に大停電が起きたら、社会に与える影響はものすごいことになると思います。
大混乱とともに多くの死者が出る、大惨事になりかねません。
なので、この夏については動かせる原発はなるべく動かすべきだと、私は考えます。
残念ですが、今の電力依存社会では背に腹はかえられません。
しかし、それと同時に原発自体の再検証と、原発を減らしていく算段をしっかり議論していく必要があります。
今年は仕方がなくても、来年は同じ状況であってはならないと思います。
来年の夏までに、われわれ日本人は電力についてどう作り、どう使っていくのか、きちんと答えを出さなくてはなりません。
長々と全記事に付き合っていただいた方へは深く感謝いたします。
さて、ここまで見た皆さんは「電力」をどう考えますか?
何かの参考になれば、幸いです。
原発の停止・廃炉についてです。
原発を半分にするのがとりあえずの目標ですが、止める原発はすでに耐用年数を過ぎたもの、またはそれに近いものから止めていき、順次廃炉にしていきます。
どうも古い原発の停止および廃炉は、急いだ方が良さそうです。
まだ確証が出ていないようですが(わざと発表してないのかも?)、古い基準で建てられていた福島第一原発においては、津波以前に地震による大きな揺れで、配管などが損傷した可能性が高いそうです。
その壊れた配管の中には、炉を冷やす冷却水を送る重要な配管も損傷していたらしく、ポンプで冷却水を送っても漏水で十分な冷却ができかった可能性があります。
絶対安全だと豪語していた耐震性能についても、実は問題があるらしい。
日本では震度6程度の地震なら、直下型であればいつでもどこでも起きる可能性があります。
つまり古い設計基準の原発は、正直のところ危険性が高いかもしれないのです。
新基準で建てられた新しい原発の耐震性も、大いに疑問があります。
また今回の事故において浮き彫りになった、原子炉建屋内や配管などの設計上の問題も再検証が必要です。
今一度、設計・建築・耐震の基準を一から検討し、まとめることが必要でしょう。
とにかく、耐用年数が過ぎたものやそれに近いものは、早く停止・廃炉にする必要があります。
電力不足をうけて、政府、マスコミなどが節電を強く訴えています。
もし実際に大停電が起きたら、社会に与える影響はものすごいことになると思います。
大混乱とともに多くの死者が出る、大惨事になりかねません。
なので、この夏については動かせる原発はなるべく動かすべきだと、私は考えます。
残念ですが、今の電力依存社会では背に腹はかえられません。
しかし、それと同時に原発自体の再検証と、原発を減らしていく算段をしっかり議論していく必要があります。
今年は仕方がなくても、来年は同じ状況であってはならないと思います。
来年の夏までに、われわれ日本人は電力についてどう作り、どう使っていくのか、きちんと答えを出さなくてはなりません。
長々と全記事に付き合っていただいた方へは深く感謝いたします。
さて、ここまで見た皆さんは「電力」をどう考えますか?
何かの参考になれば、幸いです。